idea factory from newspaper 2003 10 24
戦死(death in action)
貴族は、宮殿で、死す。
兵士は、戦場で、死す。
平和ボケした、今の日本人には、わからないでしょうが、
昔の日本人は、サムライは、
畳の上で死ぬことは、不名誉なことだと考えていた。
サムライは、戦場で死ぬことが、名誉ある死と考えていた。
これは、アメリカにも当てはまる。
アメリカは、戦争が下手になった。
それは、ベトナム戦争の後遺症が原因である。
戦争で、いかに戦死者を出さないようにするか考えているが、
そもそも、兵士とは戦場で死ぬものである。
アメリカは、戦死者を恐れて、積極的な作戦が取れなくなっている。
しかし、これが、結果的に、戦死者を増やすことになっている。
イラク戦争は、
戦争をやると決めたら、大兵力を展開すべきだった。
最大の大兵力をつぎ込み、短期で戦争を終わりにさせる。
これが、正しい戦争だった。
中途半端な兵力では、全滅する恐れがある。
中途半端な兵力しか展開できないならば、戦場を限定する。
これは、太平洋戦争の教訓だったはずである。
また、兵力が足りなくなって、後から、兵力をつぎ込む。
これは、戦争を長引かせ、戦死者を増やすことになる。
大兵力、早期決着。
「戦争と時間」を考えたことが、あるのだろうか。
「失った土地は回復できるが、失った時間は回復できない。」
抽象画(abstract painting)
郵便局は、有権者にとって、身近な存在だが、
「抽象画」を見せられたような政権公約では、
選択のしようがない。
郵政とは、富国強兵政策の「記念碑」である。
郵政とは、戦後復興政策の「記念碑」である。
死ぬのが嫌ならば、
酒屋が、コンビニに事業転換したように、
郵便局が、コンビニに事業転換するしかない。
過疎地に、コンビニを作って、
銀行業務も、宅配業務も、
食糧の販売も、
生活必需品の販売も、
医薬品の販売も、
役所の手続きも、すべてやる。